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Day 161-170/Day 169/Sidestory

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SidestoryEdit

NEW TL

PLACE TRANSLATIONS ABOVE THE BAR. THESE ARE THE RAWS, LEAVE THEM HERE UNTIL SOMEONE DOES A REAL TRANSLATION (NOT JUST A GT OR RUSSIAN TRANS). CLICK EXPAND TO VIEW THEM.


【大孫視点:百六十九日目】


 王国史に刻まれる程の数々の武勇。

 王国の行く末を決める優れた政治手腕。

 何れ進む道に佇む偉大な先人にして、幼少の頃より優れた教育を施してくれた御爺様を私は敬愛し、尊敬していた。


 だが先日、御爺様は暗殺された。

 厳重な警備が敷かれていた屋敷の、それも自室で、抵抗らしい抵抗の跡も無く殺されていた。

 これまで見た事も無いような猛毒によって殺害されたその姿は、悲惨と表現するのが適確だろう。


 その亡骸を見て、私は悟った。

 これまで御爺様に抱いてきた思いは、ただの愚かな盲信だったようだ、という事に。

 どこぞの馬の骨とも知れぬ下賎な暗殺者如きに容易く殺されるなど、正直拍子抜けである。情けない、そういう感情すら芽生えそうだ。

 どうも私は、未熟な事に、御爺様を見誤っていた様だ。

 尊敬などによって曇った瞳でではなく、澄んだ瞳でありのままを見なくてはならなかったというのに、それが出来ていなかった。  今になって知る事になるとは、まさに未熟であった。


 だが、今の段階で自覚できたのは、今後を考えれば良かったのだろう。

 これから私は、王国の王座をあるべき持ち主――つまり私だ――の手に取り戻す為に立ち上がる。

 土壇場で自覚する様な事になれば、仕損じるかもしれないのだから。


 最も、既に王国の【勇者】の半分は私の手駒であり、貴族の半数以上も私についた。

 十分過ぎる程の兵数は揃い、某国との密約もあってこの聖戦は勝利が約束されている。

 何も恐る事はない。

 あの愚昧なる王を打倒し、怖気の走る第一王妃を排除し、あの忌々しいルービリアを処刑する時が来たのだ。


 だが、ただ一点ルービリアが引き連れてきた鬼の一団が気にかかる。

 奴らを見ていると、妙な胸騒ぎで心が騒めく。

 しかし既に動き始めている。

 最早止まる事はできない。

 ならば、障害になるのならば排除する。排除してみせる。

 誰にも私の道を、阻む事は許さない。



 ・破滅の道も、一歩から。

 ・祖父の心、孫知らず。

 ・時には直感を信じましょう。


Day 169 == 【 Day 169 Sidestory 】 == Day 170


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