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Day 151-160/Day 155/Sidestory

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SidestoryEdit

NEW TL

PLACE TRANSLATIONS ABOVE THE BAR. THESE ARE THE RAWS, LEAVE THEM HERE UNTIL SOMEONE DOES A REAL TRANSLATION (NOT JUST A GT OR RUSSIAN TRANS). CLICK EXPAND TO VIEW THEM.


【異邦人の青年視点:百五十五日目】


 自分で言うのもなんだけど、俺の人生って結構凄いと思うんだ。

 そもそも、ある日唐突に異世界に召喚される、なんて普通ある事じゃない。

 その上何の力も持たないまま放り出される事故的な召喚ではなくて、他に無いような力があるなんてかなり運がいい方だと思う。


 俺の力――【職業】は【異界の魔砲使い】といって、剣や槍を持って戦う類のモノではないけど、遠距離から安全に敵を狩れる、ってのはかなりいいと思っている。

 というのも戦っている内に怪我して、四肢欠損や、傷から致命的な病気にかかったりとかすると最悪だからだ。

 魔法薬とか凄いモノもこの世界にはあるけど、だからといって全てを信用なんて出来ない。

 召喚前なら簡単に治療できる病気でも、コチラでは治療法がまだ発見されていない、なんて可能性もあるわけだし。

 だから遠距離攻撃に優れたこの力は、とても有難かった。


 でも同時に怖かった。

 敵が何もできない場所から、敵の命を掌握できるという、あの感覚。

 最初は慣れなかった。ありがたいけど、怖かったんだ、この力が。


 でも、初めて遭遇した盗賊達を一方的に討伐出来た時なんて、この力があって心底良かったと思ったし、何より最低で最高の気分だった。

 この世界に来たばかりで、何も分からなかった俺を助けてくれたエイナや、気さくな団長さん達が居る行商人の一団を、全員無残に殺してくれやがった盗賊達が涙を流しながら命乞いする顔なんて、思い出しただけで笑える。

 頭部を弾き飛ばして痙攣している様なんて、爆笑ものだ。


 思い返せば、あの時から俺の何処かが壊れたのかもしれないな。 


 それで、まあ、色々あって、僕は相棒である魔砲を持って、沢山の冒険をしてきた。

 沢山のモンスターを殺したし、友人を殺した奴らを沢山殺した。

 色んな人達を助けて、色んな奴らを殺す冒険を続けていた。


 物語はめでたしめでたしで終わる事が多いけど、現実では行動によって発生する結果が全て良い、何て事は無くて。

 沢山のヒトに恨まれて、命を狙われて。

 沢山のヒトから感謝されて、責任を感じた。


 本当に色々あって、そう、俺は疲れていたんだ。

 だから、王国にやって来たのは、ただの気紛れだった。

 活動していた場所から、ふらっと遠くに行きたくて、丁度三年に一度の祭典?英勇武踏祭?があるから、と思って選んだだけ。


 でも、そこで俺は運命の出会いを果たす。

 それはまるで引き合う運命だったかのように、俺は彼女と出会った。

 俺と同じ、異邦人の女性。

 とても美しい、懐かしさを抱く容姿と雰囲気の美女。

 隣にいる鬼人が気に入らなかったが、それはともかく。

 俺は俺だけの運命の女性(ヒロイン)に、出会ったのだ。 



 ・後日、ハニートラップにかかり暗殺された可哀想な子。

 ・現実に疲れていたので、サクリと救済されました。

 ・自分だけのヒロインなんて、居なかったんだよ……。


Day 155 == 【 Day 155 Sidestory】 == Day 156


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